どうもポンティーです。
9月1日にボートレーサーの毒島誠選手が継続して行っていた寄付行為に対して、紺綬褒章が授けられるというとても喜ばしいニュースがありました。
しかし、その翌日に、同じボートレース関連のお金に関する話題として、寄付行為とは真逆ともいえる最低の行為に関するニュースが報道されました。
それはこのブログでも何度か取り上げていますが、今年1月に発覚したボートレース八百長事件に関するものです。
ニュースのソースはこちら↓(リンクが切れていたらごめんなさい)
ニュースによれば、9月2日の論告求刑公判において、検察側は西川被告に懲役4年・追徴金3725万円、増川被告には懲役3年・罰金1100万円をそれぞれ求刑したとのことです。
増川被告というのは、西川被告の親族で、西川被告と共謀し、八百長レースの舟券を購入した人物です。
また、弁護側は「組織性はない」という理由で執行猶予付きの判決を求めたということです。
判決は10月21日ということです。
まあ、西川被告に関しては、執行猶予がつくのかどうかというのがポイントなんでしょうが、正直なところ、ポンティーにとってそこはどうでもいいです。
西川被告が今後改心したところでレーサー復帰なんて不可能ですし、もう社会的制裁はだいぶ受けていると思うので、執行猶予がつこうがつくまいが、今後はまっとうに生きてくれと思うぐらいです。
ポンティーの関心は、やはりこの八百長事件が今後のボートレース界にどういう影響を与えていくかというところです。
こういうニュースが出ると、日頃から公営競技に批判的な人は、ここぞとばかりに廃止を訴えるでしょう。
この事件を機にボートレースをやめた人もいるようですね(ヤフーニュースのコメントからの情報ですが)。
また、普段ボートレースをしない人からすれば、今回の件で「ボートレースってどうせ八百長なんでしょ」というイメージが強くなり、新規の客を取り込むのに壁ができたような気もします。
また、ボートレースを楽しんでいる側としても、「ボートレースって八百長なんでしょ」などと言われるのはつらいですね。
というふうに、ちょっと考えただけでも、ネガティブな影響しか思い浮かびません。
実際、ヤフーニュースのコメントなんかを見ても、そんな感じでネガティブなコメントの集まりとなっているようです。
やはり、悪影響は避けられないのでしょうか?
ただ、そんな中にあっても、事実としてボートレースの売り上げは絶好調です。
コロナ禍でネット投票者が急増したという背景はありますが、もうここ何カ月かは、前年度のレースの売り上げ記録が次々に更新されています。
西川被告の八百長問題が発覚したのが今年1月ですから、正直、八百長問題によるイメージダウンで売り上げが下がった、などということはありません。
であれば、もうあとは判決が出て、それを受けて日本モーターボート競走会がそれなりのコメントを出せばお終い、でいいのでしょうか。
やっぱりそれではだめだと思います。
ここは、正式な判決が出た後でいいので、もし他に何か膿があるようならそのタイミングで一気に出し切ってほしいと思います。
正直、八百長発覚でも売り上げは下がるどころかアップしてます。
多少のことではボートレースファンは離れません。
だから、今回の八百長問題の判決が出た後は、しっかりした記者会見を開いて、真摯な答弁で、新しいボートレース界をアピールしてほしいと思います。
そこで、もし反省すべき点があれば、そこも隠さず正直に述べていけば、売り上げがさがるなどということはないでしょう。
むしろ長期的に見ればそれこそがボートレース界の発展につながると思います。
売り上げは伸びているからといって、それにあぐらをかくことなく、むしろこの八百長事件も発展のチャンスととらえて行動してくれるとポンティーとしてはとても頼もしく感じます。
なお、ここまで読んでくださった方に誤解のないようにいっておくと、別にこの八百長問題に関して、ボートレース側がこれまで何もしてないなんてことはありません。
事件から約1カ月ぐらいあとには、しっかりとした再発防止策の発表をしています。
当然実施もしています。
それに関する記事もアップしているので、よければご覧ください。
少なくともポンティーはこの防止策はしっかりしたものであるととらえています。
そして、これだけのことを短期間でまとめた力量があるからこそ、判決後の日本モーターボート競走会の動きにも大きく期待をしています。
それではこれにて失礼します。