どうもポンティーです!
2020年の1月に発覚した、元ボートレーサー西川昌希被告が7月16日の公判で気になる証言をしていました。
ニュースのソースはこちら↓(リンクが切れていたらごめんなさい)
記事によると、西川被告は2019年の9月には、競技運営団体に対して、被告自身が不正に関わっていたということを証言したそうです。
ボートレースを運営する日本モーターボート競走会は、今年1月に八百長問題が明るみになった際は、詳細は把握していないというスタンスだったので、食い違いが生じていることになります。
もっとも、西川被告は2019年9月30日付で突然引退届を提出し受理されています。
西川被告の今回の証言と、引退届を出した時期とを照らし合わせると、やはりモーターボート競走会は西川被告の八百長行為を把握したうえで、引退という形で事を済ませようとしたと思われても仕方のないところです。
なお、モーターボート競走会の担当者は、今回の西川被告の証言に対しては「公判中のことなのでコメントは差し控える」と話すにとどめているとのこと。
ただ、ここは、いまからでも情報を発信すべきでしょう。
非がないならそう述べればいいし、もしも、実は八百長を把握していたのであれば、非を素直に認め、関係者の処分等を速やかに行うべきだと思います。
それでも、今回の西川被告の証言きっかけで動いたということで、いい印象は持たれないでしょうが、動くなら今がいい機会だし、もう一気にさらけ出した方がいいと思います。
というのも、正直な話、割とすぐに風化してしまうからです。
少し前のボートレース界は、私がこのブログで取り上げた「ボートレース甲子園」など、妙味のある企画で盛り上がっていました。
そして、このコロナ禍にもかかわらず、ネットによる舟券の売り上げが驚異的に伸びていることも大きな話題となっています。
八百長が明るみになったのは約半年前ですが、もうそんなことなど特に気にも留められず、ボートレースは盛り上がりを見せています(私にはそういう風に感じられます)。
むしろ、ひょっとすると昨年の売り上げを上回るかもしれないぐらいの勢いです。
おそらく、八百長問題が発覚した時点で、2020年のボートレースは大打撃を受けると大半の人が思ったことでしょう。
私もその一人でした。
ですが、結果は今のところ真逆です。
ですから、もしも競走会が誤った情報を発信していたのなら、膿を出し切ればいいんです。
どうせしばらくすれば良くも悪くも風化します。
でも、改めるべき点があってそれを改めたなら、より一層前向きにボートレースの振興に努められると思います。
私としては、このタイミングで八百長がらみのニュースが取り上げられたのは何か意味があるのだと思っています。
ぜひ日本モーターボート競走会はこの機を逃さず、打てる手はすべて打ってほしいところです。
なお、ボートレース界は八百長に関して、すでにできる限りの再発防止策を実施しています。
参考記事↓
現在はクリーンな状況で運営しているので、そこは評価してほしいと思います。
それではこの辺で失礼します。